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レイブンズ、2年目のCBヤングがACL負傷で離脱

2017年06月02日(金) 12:05

ボルティモア・レイブンズのタボン・ヤング【Winslow Townson/AP Images for Panini】

現地1日(木)、ボルティモア・レイブンズがセカンダリー陣の重要なメンバーを1人負傷で失った。

レイブンズは2年目のコーナーバック(CB)タボン・ヤングがOTA(チーム合同練習)中にACL(膝前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を損傷したと発表。

レイブンズの公式サイトによれば、ヤングはインターセプトを試みた際に膝を負傷した模様だ。ヘッドコーチ(HC)ジョン・ハーボーはヤングが“他の選手にぶつかった”と述べたが、さほど大きな衝突ではなかったとも明かしている。

昨年のルーキーシーズンから16試合中11試合に先発したヤングは期待に応える見事な活躍を見せた。テンプル大学出身で4巡目指名を受けた同選手は2インターセプト、1ファンブルリカバー、50タックルをマークしている。

レイブンズにとって幸運なことに、負傷などで穴ができた際にカバー可能な唯一のポジションがCBだった。レイブンズは元ダラス・カウボーイズのCBブランドン・カーを今オフシーズンに獲得し、今ドラフトではCBのマーロン・ハンフリーを1巡目で指名している。そしてCBの要には少なくともあと2年はチームに在籍する見込みのジミー・スミスもいる。

期待の大きかったヤングの離脱は残念ではあるが、2年間ぶりのポストシーズン進出を目指すレイブンズがその目標に向かってぶれることはない。