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“CBノーマンがトップWRを封じる” とレッドスキンズDC

2017年06月05日(月) 11:24


ワシントン・レッドスキンズのジョシュ・ノーマン【AP Photo/Charles Rex Arbogast】

スター選手同士のマッチアップほど見ていて興奮するものはない。

ワシントン・レッドスキンズの守備コーディネーター(DC)グレッグ・マヌスキーが記者に対し、自軍のコーナーバック(CB)が特定のワイドレシーバー(WR)を封じ込めると語った。つまりは同チームのCBジョシュ・ノーマンvsニューヨーク・ジャイアンツのWRオデル・ベッカム、ノーマンvsダラス・カウボーイズのデズ・ブライアントといった熱い対決が見られるということだ。

『ESPN』を通じてDCマヌスキーは「簡単な仕事ではないかもしれないが、やってくれるだろう」と語った。

プレーヤーの中には一方のサイドだけを得意するとする者も多い。レフトタックル(LT)であれば右側よりも左側のポジションがやはり落ち着くだろう。だが、相手WRとの体格差をものともしないチーム最強のカバーマンであるノーマンに関してはどちらのサイドであっても関係ない話になってしまう。

今シーズン、同地区のライバルチームには大きなWRの数が増えている。ノーマンを含むレッドスキンズのCB陣はカウボーイズのブライアント、ジャイアンツのブランドン・マーシャル、フィラデルフィア・イーグルスに新加入したアルション・ジェフェリーらと対峙することになる。また、地区外からはデンバー・ブロンコスのデマリウス・トーマス、アリゾナ・カーディナルスのラリー・フィッツジェラルド、そして、ロサンゼルス・チャージャーズのキーナン・アレンやその他多くのWRがその目を光らせている。

特定のサイドを得意とするプレーヤーがいることも理解するマヌスキーだが、どちらのサイドであっても相手チームのトップWRをノーマンにカバーさせるつもりだ。ただし、相手のトップWRを2人でカバーする際にはノーマンの負担は軽減されることになるともマヌスキーは語っている。

複雑化された昨今のディフェンススキームにおいては1対1の力勝負だけで全てを語ることは不可能になった。それでも毎週、われわれはまた各チームのトップWRとそれをカバーするノーマンの姿からは目が離せないのだろう。