ビルズRBマッコイがWRマクリンの加入を後押し
2017年06月05日(月) 11:45カンザスシティ・チーフスによる突然のワイドレシーバー(WR)ジェレミー・マクリン放出はNFL界に衝撃を与えた。その放出劇から数日後、同選手はすでに元チームメイトからラブコールを受けている。
現地4日(日)午前、チャリティのソフトボール大会に参加したバッファロー・ビルズのランニングバック(RB)ルショーン・マッコイは『ESPN』に対し、友人との再会を楽しみにしているとの発言を行った。
「ジェレミーなら絶対チームに貢献してくれる。俺なりに彼をチームに推している。もし本当にそうなっても驚くことはない」
チーフスから放出を告げられたマクリンが最初に連絡を取ったのが自分であったとルショーンは語る。2009年ドラフトでフィラデルフィア・イーグルスから指名を受けたマクリンとマッコイの両者はいずれも2014年までを同チームでプレーした。補強が急務であるビルズのWR陣にとってマクリンの加入はプラスとなる。
マッコイは「攻撃陣に新しい武器が入ってくれば興奮だ。だが、本当にそうなるかどうかは分からない。いろいろと複雑な事情も絡んでいる。ビジネスってのはそういうもんだ」とコメント。
『OverTheCap.com』によると、ビルズのサラリーキャップには1,260万ドル(約14億円)分のスペースがあるとのこと。もしマクリンがビルズ加入となれば、故障の多いサミー・ワトキンスの保険としてその役割を十分果たすことは間違いない。また、経験豊富なマクリンは新人WRゼイ・ジョーンズの良きメンターになるだろう。クオーターバック(QB)タイロッド・テイラーもまた、ベテランWRの加入を歓迎するコメントを残している。
「ジェレミーのような選手にはぜひともうちに来てプレーしてほしい。特に、今のWR陣に才能あるベテランをもう一枚加えることができれば最高だと思う。彼にはまだまだ活躍できる体力があるはず。ジェレミーが来てくれたらうれしい」
デショーン・ジャクソンのタンパベイ・バッカニアーズ加入を勢い付けたのはバッカニアーズのジェイミス・ウィンストンによる推奨だったという過去の事例もある。今回はバッファローの地でこれと同じような事が起きるのだろうか。