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49ersが守備陣をさらに強化、OLBデュマービルと契約
2017年06月06日(火) 12:09いまだフリーエージェント(FA)市場に残っていた大物の1人、ベテランのアウトサイドラインバッカー(OLB)エルビス・デュマービルがサンフランシスコ・49ers入りを決めた。現地5日(月)、両者側が共にこの契約を認めている。
過去2シーズンで9サックを積み上げた33歳のデュマービルは強者がそろう49ersのパスラッシャー陣の新たな即戦力となる。今や同チームと対戦する相手オフェンス陣はデュマービルに加え、今ドラフト1巡目指名のソロモン・トーマス、2016年ドラフト1巡目指名選手であるディフォレスト・バックナー、そして、2015年ドラフト1巡目指名選手のエリク・アームステッドと対峙しなくてはならない。
少なくともジェネラルマネジャー(GM)のジョン・リンチはデュマービルの能力をうまく使えるだろう。リンチとデュマービルはデンバー・ブロンコスで2シーズンを共に過ごしている。
能力の高い若いパスラッシャーを3人も抱える49ersには、彼らを正しい方向へと導くベテランの存在が必要だった。同チームにとって実力者であるデュマービルの加入は間違いなく正しい選択であり、今シーズンのプレーオフ進出への期待も十分に持たせてくれる。
これにラインバッカー(LB)のナバーロ・ボウマンを加えると、49ersがいかにディフェンス強化を成功させたかが分かるはずだ。デュマービルは5度もプロボウルに選出されたプレーヤーだが、ボルティモア・レイブンズで1シーズンに17サックを記録した3年前が最近の選出だった。足に故障を抱えていた同選手は昨年の半分を棒に振っている。