パンサーズLBキークリーが新人RBマカフリーとの対戦を希望
2017年06月06日(火) 13:28カロライナ・パンサーズの2017年ドラフト1位指名選手であるクリスチャン・マカフリーはいまだチーム全体の練習に正式な形では参加していない。しかしながら、ラインバッカー(LB)のルーク・キークリーはすでに他のLB同様、練習でのマカフリーとの対戦希望を表明している。
キークリーは『Charlotte Observer(シャーロット・オブザーバー)』に対して「クリスチャンは俺たちにとって悪夢のような存在になるだろう。練習でチャレンジできるのはいいことだ。トーマス(デービス)やシャック(トンプソン)にも彼をカバーさせてどうなるのかを早く見てみたい」と語った。
当然ながら、スタンフォード大出身のマカフリーは6月初旬に学業を終えるまでカロライナでのトレーニングに参加できない。
ファンからすれば今月中に行われる全員参加型ミニキャンプでようやくマカフリーの姿を見られることは待ち望んでいた大きな楽しみの一つである。同選手が唯一姿を見せたルーキーのミニキャンプ中、パッドやヘルメットは装着していなかったものの、その群を抜くスピードが皆の注目の的となった。
スタンフォード大学在学中にマカフリーが優れた40ヤード走者以上の人材であることは十分に示されてきたものの、春のワークアウトでレポーターたちがさかんに取り上げていたのはめったにフィールド上で生かされることのない選手たちの資質だ。
マカフリーの真の持ち味は圧倒的なレシーブ能力の高さ、フットボールの知識、そして、屈強なディフェンスをいとも簡単にすり抜けてしまう天性のランセンスだろう。パンサーズのポストシーズン進出は開幕戦でオフェンス陣が相手ディフェンスをいかにかき回せるかが重要なキーポイントとなりそうだ。
トレーニングキャンプが始まれば、マカフリーへの期待は最高潮に達する。キークリーは理由もなく1対1の練習に畏れを抱いているわけではない。