昨季を“ベストシーズン”と語ったレッドスキンズCBノーマン
2017年06月09日(金) 13:49ワシントン・レッドスキンズ所属のコーナーバック(CB)ジョシュ・ノーマンは2015年、カロライナ・パンサーズで4インターセプト、2リターンタッチダウン、19パスディフェンス、3ファンブルフォースをマークしてプロボウルに選出された。
その翌年、レッドスキンズへと移籍したノーマンはプロボウラーに選ばれることさえなかった。それにもかかわらず、ノーマンは昨季を6年間のキャリアでベストなシーズンだったと述べている。
『ESPN.com』を通じてノーマンは「俺にとっては去年がキャリアで最高のシーズンだった」と語った。
パンサーズ時代に比べてレッドスキンズでノーマンの記録が落ち込んでいるのは、全体的に後者の守備陣の方が弱かったことも関係している。昨シーズンのレッドスキンズは対戦相手に許したトータルヤード数のランキングで28位となっている。
しかしながら、ノーマンにとって2016年の経験はいかなるシステムにおいても活躍できるという自信につながった模様で、次のようにコメントしている。
「カロライナからワシントンに移籍してきた時、俺がパンサーズのシステムでしかプレーできない選手だと言う声は多かった。こっそり笑ってしまったよ。“そうか、あんたたちは何でか知らないけれど本当に俺のことが嫌いなんだな。まぁ、それでもいいけど”とね」
昨季のノーマンはトップワイドレシーバー(WR)たちをカバーし始め、自身がシステム頼みのCBではないことを証明してみせた。相手がチームナンバーワンのWRであろうと競り負けなかったノーマンは、去年のこの経験によって自信を高め、今まで以上に饒舌(じょうぜつ)になっている。
「自分自身の力を証明することができた去年は“コーチ、大丈夫だぜ。俺はもうどこだってできる。どこでもいいからプレーさせてくれ”って感じだった。ニッケルバックもできるし、エッジからの勝負もできる。サックもビッグプレーも見せられるし、バックフィールドのランニングバック(RB)もカバーできる。俺に頼んでくれれば誰だって潰せる。ゲームを支配している感じ。アウトサイドからだって同じようにやれたんだ」
今シーズン、新守備コーディネーター(DC)のグレッグ・マヌスキーはノーマンが相手チームのスターWRであるオデル・ベッカムやデズ・ブライアントをカバーするとすでに宣言している。このおしゃべり好きなCBがもし全16試合を通して相手WRを封じ込められるのであれば、再びプロボウラーに選ばれることだろう。そして、来年の今頃にはさらに調子の良い発言がその口から飛び出すはずだ。