ディフェンス陣に新たな戦力を欲していたニューオーリンズ・セインツがディフェンシブタックル（DT）トニー・マクダニエルを獲得した。

同チームは現地15日（木）にマクダニエルの獲得を正式に発表している。

タンパベイ・バッカニアーズ、シアトル・シーホークス、マイアミ・ドルフィンズ、ジャクソンビル・ジャガーズと複数のチームを渡り歩いた32歳のマクダニエルは、先シーズンに再びシアトルの地へ舞い戻っていた。

マクダニエル獲得のニュースは現在心臓の問題に関するサードオピニオンを待っているニック・フェアリーのステータスと関わりがあるかもしれない。

セインツ守備陣にはまた、昨年のドラフト1巡目指名選手であるシェルドン・ランキンズやデビット・オニエマタ、タイラー・デービソンらが控えている。もしマクダニエルがその実力をいかんなく発揮した場合、ここ数年間うまく機能してこなかったセインツの守備陣が活性化するはずだ。

第48回スーパーボウルでデンバー・ブロンコスと対戦したシーホークスはクオーターバック（QB）ペイトン・マニング率いるブロンコスを抑えて大勝している。この時、シーホークス守備陣の核を担っていたのがこのマクダニエルだ。当時のシーホークス守備陣とは比較にならないものの、マクダニエル加入によってセインツ守備陣の潮目は大きく変わりそうだ。