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ドルフィンズが4シーズンを共にしたマクダニエルHCを解任

2026年01月09日(金) 09:20

マイク・マクダニエル【AP Photo/Rebecca Blackwell】

2年連続してプレーオフ進出を逃したマイアミ・ドルフィンズが、大きな改革に踏み切った。

ドルフィンズが4年間チームを引っ張ってきたヘッドコーチ(HC)マイク・マクダニエルを解任すると、現地8日(木)に『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロとキャメロン・ウルフが報じている。チームも後に、このニュースを認めた。

月曜日、マクダニエルHCは報道陣に「そうではないと告げられない限り、自分がマイアミ・ドルフィンズのヘッドコーチだ」との考えを明かしていた。オーナーのスティーブン・ロスは、まさに“そうではない”と決断したようだ。

ロスオーナーは声明の中で次のように明かした。

「シーズンが終了して以来、慎重に評価し、広範囲に及ぶ話し合いを行ってきた結果、われわれの組織には総合的な変化が必要との結論に至った。今朝、マイク・マクダニエルにヘッドコーチからの解任を伝えている。マイクのことは大切に思っているし、彼の仕事や献身、この組織にもたらしてくれたエネルギーに感謝したい。フットボールについて信じがたいほどクリエイティブなマインドを持つマイクは、試合や選手たちに情熱を注いでおり、それは日々明らかだった。彼と彼のご家族の幸運を心から祈っている」

サイドラインでチームを支える大黒柱探しは終わらない。マクダニエルは2009年にマジョリティオーナーになったロスの元で初めてフルで4シーズンを送ったヘッドコーチだったが、その歩みもここで止まっている。

輝かしいスタートを切りながらも過去2シーズンで陰ったマクダニエルHCのドルフィンズ在任期間は、通算35勝33敗で終わった。2022年と2023年シーズンには連続で勝ち越し、およびプレーオフ進出を決めている。ポストシーズンではいずれも最初のラウンドで敗退しており、ドルフィンズは2000年以降で、プレーオフで勝利を挙げていない。

マクダニエルHCは木曜日に、声明の中で「このチームを指導し、この素晴らしいチームの一員として過ごしたのは、生涯にわたる名誉だった」と述べている。

「この仕事を受けたとき、私には一致団結し、パッションとエネルギーを持ってプレーしつつ、チャンピオンシップ優勝に突き進むチームのビジョンがあった。その目標に向けて、自分のすべてを注ぎ込んだ。フィールドでもっと良い結果を出せなかったことに落胆しているし、ファンを思えば特にそうだ。だが、私とともに、そのビジョンに全力を注いでくれたすべてのコーチ、選手、スタッフに感謝している。彼が起用した当時はコーチとしてあまり知られていなかった私にチャンスを与えてくれたスティーブン・ロスにも感謝している。何より、妻のケイティーと娘のアイラに、その尽きることのない愛とサポートに感謝している。私はこのゲームや、そこにいる人々、関係性を愛している。マイアミでの日々は、私の心に永遠にとどまり続けるだろう」

ジェネラルマネジャー(GM)だったクリス・グリアはこのチームでの10年目のシーズン中に、すでにドルフィンズを離脱している。これから、ドルフィンズは大がかりな改革に取り組んでいくだろう。

ドルフィンズはヘッドコーチ探しに着手する前に、新ジェネラルマネジャーを、おそらく最も可能性の高いところでここ数日の間で起用することになりそうだ。ペリセロが情報筋の話として伝えた。4名のGM最終候補が、対面での面接に臨む。そのメンバーはロサンゼルス・チャージャーズのチャド・アレクサンダー、グリーンベイ・パッカーズのジョン-エリック・サリバン、サンフランシスコ・49ersのジョシュ・ウィリアムズ、そしてドルフィンズ暫定GMのチャンプ・ケリーだ。

2022年2月に38歳の若さでドルフィンズの指揮官となったマクダニエルは、今もまだ42歳だ。しかし、最近では日々老け込んでいるように見える。ドルフィンズが苦境にあえぐ中、マクダニエルのトレードマークだった活力は、敗戦のたびに失われているかのようだった。

とは言え、カイル・シャナハンのコーチングツリーに連なる1人であるマクダニエルが、今回の雇用サイクルの中でどこかに起用されても驚きではない。

ドルフィンズについて言えば、2026年は一新されたチームになりそうだ。新GMとヘッドコーチに加え、クオーターバック(QB)も新たな顔になっているかもしれない。

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