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チーム不仲説は“フェイクニュース”だとシーホークスDEアブリル

2017年07月10日(月) 12:55


シアトル・シーホークスのクリフ・アブリル【Ryan Kang via AP】

シアトルの街に飛び交ううわさがまたしても一蹴された。

今オフシーズンに『ESPN』が“シアトル・シーホークス内の不協和音”について報じたものの、同チームのディフェンシブエンド(DE)クリフ・アブリルがこれを改めて否定している。

現地7日(金)に配信されたNFLの『No Huddle podcast(ノー・ハドル・ポッドキャスト)』の中でアブリルは次のように語った。

「あれはフェイクニュース。全く根拠のないもの。話題に乏しいオフシーズンによくあるでっち上げだ」

「ついでだから正直に話しておきたい。ロッカールームには現在90人の選手がいる。90人の仲が常に良いことなんてありえないだろう。つまりはそういうことなんだ。あなた方の職場だって、90人もいなくたってうまくいっていないはず。そういうものなのさ」

「その(ラッセル・ウィルソンとリチャード・シャーマンの)関係性、あるいはラス(ウィルソンの愛称)と他の誰かについての関係性について、報道が真実であるとは思わない。ラスに問題があるなんて1度も聞いたことがないし、彼との間にトラブルがある選手なんて1人もいない。皆ラスにはベストのプレーをしてもらいたいと思っているし、彼もチームのためにベストを尽くしたいはず。優勝するためにはそうあるべきなんだ。俺にはあの記事が何を書きたかったのかが全く理解できない。執筆者は俺が知らない何かを知っているのかもしれない」

先月初旬、ヘッドコーチ(HC)のピート・キャロルは「ロッカールームは良い状態だ」と語っており、ウィルソンを他の選手に比べて優遇しているのではないかといううわさについても「このチームにいる選手全員を手厚く扱っている・・・個別に適切な方法で接し、チームにフィットするよう望んでいる。ラッセルに関しても他の選手とは違った方法を採っている。選手1人ずつに違ったアプローチの仕方があることを忘れてはいけない」と話していた。

同チームは否定を繰り返すことによってこのオフシーズンのうわさを突っぱねてきた。しかしながら、今シーズンのゲーム中にもしシーホークス側のサイドライン上でいざこざが起これば、すぐさままたこの報道が一気に再燃することになるだろう。