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ブレット・ヴィーチが内部昇進、チーフスに新GM誕生

2017年07月11日(火) 09:28

カンザスシティ・チーフス【AP Photo/John Bazemore】

カンザスシティ・チーフスが新たなジェネラルマネジャー(GM)を決定した。

現地10日(月)、同チームはブレット・ヴィーチが新GMに就任したと発表している。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロがこのニュースを最初に報じた。

同チームのヘッドコーチ(HC)アンディ・リードがヴィーチにNFLでの最初の大役を任せたのは10年前のフィラデルフィア・イーグルスでのこと。当時は母校であるデラウェア大学のアスレチック部門に従事していたヴィーチは、2007年から2012年までの間、リードのいたイーグルスでスカウトとアシスタントを兼任している。

フィラデルフィアで職場を共にしてから10年が経ち、2013年からチーフスの人事部門で共同ディレクターを務めていたヴィーチは今後もリードHCと二人三脚で歩んでいくことになる。

10日、チーム会長兼CEOのクラーク・ハントは声明の中で新GMヴィーチを紹介した。

「包括的な調査を経た結果、ブレット・ヴィーチをカンザスシティ・チーフスの新たなGMとして迎えることに喜びを感じている。ブレットは頭の切れる人物であり、フットボールを熟知し、才能ある選手への眼力が優れている。過去4年間を通し、このチーム建設に関して多大な貢献を果たしてくれた。彼がこのチームをさらなる高みへと導いてくれることを期待している」

チームによればヴィーチは今後、選手人事に関して全てをハントに報告することになるという。新GMは自身が発行した声明の中でリードとハントに感謝の意を述べた。

「私や私の家族がこのすばらしい機会を頂戴できたことをクラーク氏やハント一族に心から感謝を申し上げたい。カンザスシティ・チーフスのGMに就任できたことを極めて光栄に思っている。過去4シーズンにわたってアンディ・リードHCや(元GMのジョン)ドーシー、その他のすばらしいコーチ陣と共にこのチームに従事してきた。われわれも一丸となり、成功を収め続ける強いチーム組織を構築していく。2017年もチームが前へと進み続けることを楽しみにしている」

チーフスは24日(月)に記者会見を開いてヴィーチのGM就任を正式発表する。その4日後の金曜日から、同チームはトレーニングキャンプを開始する予定だ。