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NFLの各選手が休日返上でワークアウトを開始

2017年07月12日(水) 13:43

ニューヨーク・ジャイアンツのイーライ・マニング【AP Photo/Bill Kostroun】

NFLの夏休みはあと数週間残っているにもかかわらず、各チームの新人選手や今季の先発が予想される選手らが休日返上で自主的なワークアウトを開始している。

マニング兄弟がデューク大学で実施しているパスセッションや、ニューヨーク・ジェッツのクオーターバック(QB)だったマーク・サンチェス(現シカゴ・ベアーズ)が地元カリフォルニアで行っていた“ジェッツ・ウエスト”ほど華々しくはないものの、トレーニングキャンプの開始を前に一部の選手たちがワークアウトに着手。サンフランシスコ・49ersのQBブライアン・ホイヤーは現地10日(月)からダラスで3日間のキャンプを実施したという。

『Sacramento Bee(サクラメント・ビー)』によれば、49ersに所属する4人のQB――ホイヤー、マット・バークリー、C.J.ビーサード、ニック・ムレンズ――が月曜日のセッションから始動したとのことで、WR陣からはビクター・ボルデンJr.、ケンドリック・ボーン、ディアンドレ・カーター、マーキス・グッドウィン、ジェレミー・カーリー、アルドリック・ロビンソン、ディアンドレ・スメルター、そして、トレント・テイラーが合流。TEではコール・ヒクティニ、ジョージ・キトル、バンス・マクドナルドが動き、RBからはカプリ・ビブスがこれに参加しているという。

これから始まる長いシーズンを考えると、ここまでの選手が自主練習を開始しているのには脱帽だ。今週からWRを引き連れてノース・ダコタへと向かったフィラデルフィア・イーグルスのQBカーソン・ウェンツもそのポジションが安泰ではないことを察しているのかもしれない。

カイル・シャナハン指揮下ではつなぎのQBと目され、し烈な先発争いは予想されていないホイヤーのような選手一人を挙げても、この時期からワークアウトを始めていることには立派なプロ精神が見てとれる。