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パンサーズがGMジェトルマンを電撃解任

2017年07月18日(火) 12:13


カロライナ・パンサーズのデーブ・ジェトルマン【AP Photo/Mike McCarn】

現地17日(月)、トレーニングキャンプまで残り2週間を切っているこのタイミングでカロライナ・パンサーズがジェネラルマネジャー(GM)デーブ・ジェトルマンを解任した。同チームは次なるGMにいったい誰を指名するのだろうか。

のカロライナでのジェトルマン手腕は評価に値するべきではあるが、その冷徹な判断は時に周囲からの批判の的となり、成功へのアプローチを嫌う選手やファンも大勢いたことは明白だった。

今回の動向に関して元パンサーズの選手たちが一斉に反応を示している。昨年のオフシーズン、スターコーナーバック(CB)のジョシュ・ノーマンは1度付与されたフランチャイズタグを撤回され、最終的にはワシントン・レッドスキンズへと移籍するはめになった。同チームからは高額なオファーを受けたノーマンであったが、カロライナへの名残り惜しさを隠すことはなかった。

ジェトルマン解任報道が流れた直後、ノーマンは『Twitter(ツイッター)』を通じて絵文字だけでその感情を表現した。

一方、現在は『NFL Network(NFLネットワーク)』に務めるスティーブ・スミスは2014年のシーズン開幕を前にリリースされた当時の出来事をいまだに根に持っているようだ。スミスはボルティモア・レイブンズの一員となって初めて迎えたパンサーズ戦で「ゴーグルでもしておけ。このフィールドを血で赤く染めてやる」と怒りをあらわにしていた。

しかしながら今回、ジェトルマンの報道を受けたスミスは明るい表情を浮かべている。

「大丈夫だ、デーブ! あなたの気持ちはよく分かる・・・#agent89 #stevesmithsr」

現在はフリーエージェントとなっているランニングバック(RB)ディアンジェロ・ウィリアムスの反応もまた同様のものだった。ウィリアムスは先週、『ESPN』のアダム・シェフターに対してパンサーズによる自分のリリースの仕方が気に入らないと明かし、絶対に契約を結びたくない4チームのうちの1つにパンサーズの名前を挙げていた。先週のウィリアムスは「元のチームになんて戻れるか。もうこりごりなんだよ」とも語っている。

そんなスミスが今、吐露しているのがこんな心境だ。

「皆に言いたいのだが、パンサーズはもう俺のプレーしたくないチームリストから除外された。なんと言ってもデーブ・ジェトルマンがいなくなったんだからな!」

スポーツの世界においてこのような言動はあまりおおやけにされるべきではないが、たった1人の人物が去ることによってチームの雰囲気は一気に明るくなったようだ。

今オフシーズンにカロライナを去り、バッファロー・ビルズへの移籍が決まったマイク・トルバートもまた、ジェトルマン解任を受けて『Instagram(インスタグラム)』上に写真を投稿している。

「やっと彼らの望みが叶ったようだ。彼らには正当な評価を! @td58 @gregolsen88 @tturn21#iknowhowitfeels#bigthingspoopin #deterioratedbihwhere #who’sdeterioratenow!!! #determinedNOTdeteriorated #MAFIA #STAYWOKE」