ダラス・カウボーイズのランニングバック（RB）エゼキエル・エリオット関連のニュースがまたしてもメディアを騒がせた。

現地18日（火）、テキサス州フリスコにある同チームの本部近くに新設されたベイラー医療施設の式典に参加したオーナーのジェリー・ジョーンズがフィールド外での問題で話題となることが多いエリオットに関して発言している。

ジョーンズはチーム公式サイトのロブ・フィリップスを通じ、「みなさんよくご存知の通り、彼のスタイルや性格ゆえ、どこに行ってもロックスターのようにメディアを騒がせてしまう。慣れるのにも時間がかかるということは皆、経験を通して分かっているもの。エゼキエルが進歩を見せていることも確かだが、今日のメディアやソーシャルメディアとの接し方をしっかりと学ぶ必要があるのも事実だ」とコメントした。

エリオットは16日深夜にダラスのバーで発生した事件に巻き込まれている。同選手が入店していたとされるバー内で暴力事件は発生したものの、この事件において逮捕者はまだ出ておらず、エリオットが事件に関与しているのかどうかもまだ分かっていない。この件に関してエリオットと話をしたというジョーンズだが、詳細については触れず、へたな憶測もしないと述べている。

また、裁判所の記録によれば、今年4月にテキサス州フリスコ市の時速70マイル（約112km）制限道路を時速100マイル（約161km）で運転したことで受けた有罪判決に対し、エリオットが不服申し立てを行ったことも18日に判明した。同選手は17日にこの申請を完了させたようだ。

現在のエリオットは2016年7月に申し立てられた暴力事件に関してもNFLから調査を受けているが、火曜日のジョーンズはこの調査に関しては何の進展もないことを明かし、「リーグの判断につべこべ言いたくはない」と語った。

エリオットの行動から他の選手が得る教訓は何かと問われたジョーンズは「1人の行いがチーム組織全体、そして、ファンの皆さんにも影響を及ぼすということ」と答えた。