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チャージャーズ新人WRウィリアムスが故障者リスト入りか

2017年07月20日(木) 11:21


ロサンゼルス・チャージャーズのマイク・ウィリアムス【AP Photo/Jae C. Hong】

先シーズンのロサンゼルス・チャージャーズは攻撃陣に多数の負傷者を出した結果、その本来の実力を発揮できずに残念なシーズンを送った。新たな夏を迎えたチャージャーズでは、今ドラフト1巡目指名選手の健康状態に徹底した観察を行っている。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロは現地19日(水)、全体7位指名を受けた新人ワイドレシーバー(WR)のマイク・ウィリアムスが腰椎椎間板ヘルニアに2度目の硬膜外ブロック注射を受け、故障者リスト(PUP)上でキャンプ初日を迎える可能性もあると報じた。

2度目の治療を受けた元クレムゾン大学のスターWRは今週からランニングを再開し、“状態は改善”している様子だともガラフォロは伝えている。

同局のイアン・ラポポートによると、3週間から4週間前までは腰の手術さえも選択肢に含まれていたウィリアムスだが、現在はその可能性もなく、状態は回復傾向にあるとのことだ。

ルーキーキャンプでヘルニアを発症した後、ウィリアムスの話題が上がることはほとんどなかった。もし同選手がシーズンに間に合わないようであれば、先シーズンはACL(膝前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)の損傷でほとんど試合出場のなかった5年目のキーナン・アレンに全てのプレッシャーがのしかかることになる。

逆にウィリアムスが健康な場合、チャージャーズのWR陣はそれに加えてアレン、トラビス・ベンジャミン、2016年に大ブレイクを果たしたタイレル・ウィリアムス、そして常に安定した結果を残すドントレル・インマンと、盤石の布陣だ。ランニングバック(RB)にはメルビン・ゴードン、タイトエンド(TE)にはハンター・ヘンリー、アントニオ・ゲイツといったそうそうたるメンツがそろう同チームの攻撃陣に死角はない。

実際のところ、先シーズンも故障者が多発する前までのチャージャーズは注目を浴びていた。もしもウィリアムスが完全復活を遂げれば、同チームはなおさら勢いをつけて今季の開幕を迎えることになる。