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ベアーズQBトゥルビスキーが新人契約を締結

2017年07月20日(木) 13:04

シカゴ・ベアーズに全体2位で指名されたミッチェル・トゥルビスキー【AP Photo/Matt Rourke】

ミッチェル・トゥルビスキーが正式にシカゴ・ベアーズの一員となった。

現地19日(水)、今ドラフト全体2位で指名を受けた新人クオーターバック(QB)がようやく新人契約を締結させた。この契約内容についての詳細は明かされていない。

このドラフトを前に多額を支払ってフリーエージェントのQBマイク・グレノンを獲得していた同チームがトレーディングアップを行ってまでノースカロライナ大学出身の新人QBを指名したことに球界全体がどよめいた。

それでも、1年目のトゥルビスキーはグレノンのバックアップとしてベンチで戦況を見つめることになるとの見方が強い。この夏、身長約190cm、体重約100kgのトゥルビスキーは記者に対して「マイクが先発だ。彼の後を追いかけるのが自分」と語っていた。

スカウトからの評価がずば抜けて高かったわけではないトゥルビスキーだが、同チームのジェネラルマネジャー(GM)ライアン・ペースは大学でシーズン13試合に先発したトゥルビスキーのスローの正確さを高く評価している。

ペースGMはグレノンの能力に対しても1,850万ドル(約20億)を保証して評価している。現在ベアーズの先発QBはグレノンが優勢かもしれないが、結果が伴わなければベアーズファンが黙ってはいないはずだ。ベアーズには失うものがなく、新人QBが先発となること自体に問題はない。