ファルコンズ、ドラ1DEマッキンリーがキャンプ出遅れか
2017年07月21日(金) 11:27現地26日(水)からトレーニングキャンプを開始するアトランタ・ファルコンズだが、今ドラフト1巡目指名選手は出遅れる可能性が高そうだ。
今年3月に肩の手術を受け、現在も回復段階にある新人ディフェンシブエンド(DE)タカリスト・マッキンリーが同キャンプ開始からの数日間を欠席する予定だと『Bleacher Report(ブリーチャー・レポート)』のダン・ポンペイが伝えた。
マッキンリーはすばらしいパフォーマンスを披露したコンバイン後に手術を受けている。先シーズン、肩の関節唇(かんせつしん)を損傷しながらもプレーを継続したカルフォルニア大学ロサンゼルス校出身のマッキンリーは、復帰までにおよそ4カ月から6カ月を要するとされていた。復帰可能段階となったばかりのマッキンリーゆえに、チームも慎重にトレーニングキャンプの参加を促している。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートはドラフト当日、第1巡目のコールが始まる前に各チームがマッキンリーに対してそれぞれ異なる身体検査の評価を下していたと報じた。ラポポートによると、複数のチームはマッキンリーが開幕からプレー可能であると予想していた一方で、他のチームは同選手が開幕をNFI(ノンフットボール故障者)リストで迎えると予想し、シーズン前半は絶望的だとの見方をしていた。ファルコンズが前者側の予想を立てていたことは明らかだろう。
同チームはビック・ビーズリーの対となる確立したパスラッシャーがほしいところだ。カレッジ時代にはその無尽蔵の体力で他を圧倒したマッキンリーが万全の状態ともなれば、若く、成長過程にあるファルコンズの守備陣を一層盛り立ててくれるに違いない。