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カーディナルスがRBクリス・ジョンソンと1年の再契約

2017年07月21日(金) 11:51

アリゾナ・カーディナルスのクリス・ジョンソン【AP Photo/Rick Scuteri】

今オフシーズン中、エースランニングバック(RB)デイビッド・ジョンソンに仕事量の増加を宣言していたアリゾナ・カーディナルスが、トレーニングキャンプ開始を間近に控えてバックフィールドに新たな調整を行った。

現地20日(木)、カーディナルスはRBクリス・ジョンソンと1年の再契約を結んだことを発表。

今年9月に32歳となるクリス・ジョンソンは先発が確実のデイビッド・ジョンソンに次ぐ2番手のポジションをカーウィン・ウィリアムス、アンドレ・エリントンの2人と争うことになる。

若きデイビッド・ジョンソンは1試合30タッチも可能だと豪語するものの、現実的にヘッドコーチ(HC)ブルース・エリアンスがそれを容認するとは限らない。NFLのRBが1シーズンを通して毎試合で25タッチ以上を記録することですら相当珍しい記録なのだ。

2015年11月後半に脛骨(けいこつ)を負傷するまでに800ヤードを稼いだクリス・ジョンソンだが、先シーズンは10月初旬に発症した鼠径部(そけいぶ)の負傷によってわずか4試合のみの出場にとどまっていた。

今オフシーズン中、長い間市場に取り残されていたジョンソンはキャリア通算10,000ヤードのマイルストーンが達成可能なチームへの移籍を希望していた。

今季のカーディナルスにプレーオフ進出への期待が高まる一方で、ジョンソンはオールプロである若きデイビッド・ジョンソンがケガでもしない限り、今季中の目標達成は絶望的となっている。