チャリティー開催のブライアント、大遅刻でチームに謝罪
2017年07月22日(土) 23:41故郷で尊敬に値するチャリティーを開いたデズ・ブライアントだが、その後、ダラス・カウボーイズのスターワイドレシーバー(WR)は大失態を演じてしまった。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによると、ブライアントは21日(金)に3時間遅れてチームの施設に到着し、必須のコンディショニングテストを受けられなかったという。
申し開きの余地があるとすれば、前日の20日(木)にブライアントは故郷のテキサス州ラフキンでファンのためにおよそ1万6,000ドル(約178万円)をかけたフリーのBBQ大会とキックボールゲームを主催していた。
NFLネットワークのジェーン・スレーターが話を聞いたところ、ブライアントは鼻炎と頭痛にも悩まされているとのこと。鼻炎についてはこれまでチームのトレーニングスタッフと一緒に治療に取り組んできたとブライアントに近い人物がラポポートに語っている。
スレーターによるとブライアントは遅刻についてコーチ陣に謝罪し、全て自分の責任であることを認めたという。このオフシーズン中、大きな問題なく過ごしていたブライアントは、チームにもっと早く連絡を入れるべきだったと認め、いかなる処分も受けるとしている。
ブライアントの主催したチャリティーイベントの様子はダラスの『WFAA-TV』によって報じられており、会場には88番のジャージーを着た“何百人”もの子どもたちが憧れの選手に会おうと集まっていた。
「俺はみんなのことを愛してる。それを知ってほしいんだ。俺はいつもラフキンをリスペクトしている」とブライアントは観衆に語りかけた。「ラフキンが俺の心の中のナンバーワンだってことをこれからも人々に伝え続けていくからな」
カウボーイズにしてみれば、ブライアントの遅刻は気に入らないだろうが、トレーニングキャンプを控えた今、最大の関心事はそこではないだろう。これくらいは取るに足らない問題だ。