パンサーズQBニュートン、チームメイトと投球開始
2017年07月23日(日) 01:10オフシーズン中に肩の手術を受けたキャム・ニュートンのリハビリは順調のようだ。
カロライナ・パンサーズのヘッドコーチ(HC)ロン・リベラは19日(水)、ボルチモアで行われている夏のワークアウトでニュートンがチームメイトたちと一緒にボールを投げていることを明らかにした。
「肩の調子は良いようだ」というリベラのコメントがチームの公式サイトに掲載されている。
25日(火)にスタートするトレーニングキャンプまでにニュートンの状態が完全に戻るのかと『MMQB』に聞かれ、リベラは次のように答えた。
「そこまでは言わないが、彼とRB、タイトエンド(TE)やレシーバー(R)たちはボルチモアで数日間の息抜きとワークアウトを行い、随分と投げ込みをしたようだ」とリベラは述べた。「彼も参加していたことを私は知っている。どのくらい投げるつもりなのかは知らないけれどね。それについてはトレーナーたちと相談しているはずだ。私はただ、彼が再始動の機会を得て、それを順調にスタートできたことに満足している」
事情を知る人物が21日(金)に『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートに語ったところによると、ニュートンは来週のトレーニングキャンプで十分に投げられる状態まで回復しているものの、初めのうちは制限をかけられることになるようだ。
ニュートンの近況についてアップデートがあったのは、先月、チームのアスレチックトレーナーを務めるライアン・バーミリオンを相手に彼が軽いトスを行ったことが報じられて以来。その際には重厚なプロモーションビデオまで作成されている。
リベラのコメントにはニュートンの進展について詳細な情報は含まれていない。ニュートンがどんな軌道で、どんな速さで、どれくらいの正確さで投球しているのか、等々の具体的な内容は不明だ。しかし、トレーニングキャンプを前にボールを投げているということはポジティブなメッセージであり、彼が開幕に向けて順調だということを示している。