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カウボーイズHCギャレット、「RBエリオットを信じている」

2017年07月24日(月) 09:46

カウボーイズRBエゼキエル・エリオット【James D. Smith via AP】

トレーニングキャンプの開始を発表する記者会見に出席したダラス・カウボーイズのオーナー、ジェリー・ジョーンズ、上級副社長のスティーブン・ジョーンズ、ヘッドコーチ(HC)ジェイソン・ギャレットは改めてランニングバック(RB)エゼキエル・エリオットへの信頼を示した。

ギャレットHCはこのように語っている。

「われわれはエリオットを信じている。プレーヤーとして、そして、一人の人間として彼のことを信用している。チームとしても彼に対しては徹底的な調査を行った。エゼキエルの経歴については高校時代から大学時代までの全てを把握している。われわれは彼がどんな人物であるかを強く認識しており、彼がどんなプレーヤーであるかもはっきりと分かっている。エゼキエルの人間性を信用していなければ、そもそもドラフトのこの位置で彼を指名してはいなかっただろう」

「とは言っても、彼も完璧ではないし、ミスもする。つまるところ、われわれはミスをする生き物だ。コーチやその他の選手にも監督責任はある。エゼキエルに関わる全員が彼に対して一挙手一投足の重要さを伝えなくてはならない。われわれも彼を成長させたいが、これは彼だけでなく、チームにいる全員にも言えることだ」

NFL選手委員会は先日、リーグに対して同委員会やエリオット本人、また、その代理人が同選手に対していまだ継続中である調査の最終的な結論を求めていることを伝えた。これは複数の情報源から『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとトム・ペリセロに伝えられたものだ。

NFLは昨年7月22日、エリオットの元恋人とされる女性がエリオットからの暴力を訴えたことについて、すぐにその調査を開始した。結局、この件に関してエリオットが逮捕されることはなく、オハイオ州コロンバスの検察局は情報の矛盾と不十分さを理由に申し立てを棄却している。同選手や弁護士は長期間にわたって行われたリーグの調査に対していら立ちを隠さず、ジョーンズオーナーも調査に関しては「私も全てに目を通した。彼はまったくの無実。彼に暴力を振るったという証拠は何一つなかった」と語気を荒らげていた。