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今季に自信を覗かせるバイキングスQBブラッドフォード

2017年07月24日(月) 09:59

ミネソタ・バイキングスのサム・ブラッドフォード【AP Photo/Jose Juarez】

ミネソタ・バイキングスは先シーズン、チームの軸となるはずだったクオーターバック(QB)テディ・ブリッジウォーターがまさかのアクシデントで長期離脱したのを受け、フィラデルフィア・イーグルスとの超大型トレードでQBサム・ブラッドフォードを獲得した。このトレードは2016年のシーズンが始まる直前に行われたもので、同選手にチームのプレーブックをマスターするだけの時間はなかった。

しかしながら、元ドラフト全体1位指名選手であるブラッドフォードは『The Star Tribune(ザ・スター・トリビューン)』のシッド・ハートマンに対して、今季については自信を覗かせる発言をしている。

「先シーズンはなかなかユニークだった。あんな状況でプレーしたのは初めてだったし、同じような状況を経験したことのある選手が他にいるとはあまり思えない。だが、今オフシーズン中はずっとバイキングスで過ごし、プログラムやミーティング、戦略の導入も一緒にこなしてきた。攻撃陣やチームの方針についてじっくりと多くの事を学べた。シーズンが開幕するまであと8日とか、9日に迫る中で全てを頭に叩き込むといった去年よりははるかに良い状況だ」

プロでの6年間を通じて3チーム目に当たるバイキングスにおけるブラッドフォードの成績は、552投中395回の成功、3,877パスヤード、20タッチダウンを記録して自己ベストをマークした。

そんなブラッドフォードは「去年はシーズンが進むにつれ良くなっていったと思う。シーズン途中での変化(攻撃コーディネーター/OC、ノーブ・ターナーの辞任)もあって、(新OCの)パット(シューマー)と一緒に戦うことになった。彼とはすごく良い関係性を築けたし、コミュニケーションも密にとれたのでかなりの助けになった。シーズン終了間際にはチームの事もだいぶ理解できていた」とも語っている。

バイキングスのトレーニングキャンプは現地26日(水)に開始予定だ。