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ジャガーズ、リンダーがリーグ史上最高額のCに

2017年07月26日(水) 09:25


ジャクソンビル・ジャガーズのブランドン・リンダー【Al Messerschmidt via AP】

ジャクソンビル・ジャガーズが躊躇(ちゅうちょ)なくオフェンシブライン(OL)への投資を行った。

現地25日(火)、チームはセンター(C)ブランドン・リンダーと5年の契約延長で合意したことを発表。この契約は保証額2,400万ドル(約26億8,500万円)付きの5年5,170万ドル(約57億8,400万円)だと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えている。

ラポポートはまた、この契約によってリンダーがCとしてはリーグ史上最高額を手にするとも報じている。

リンダーは声明の中で「とんでもなく光栄なこと。引退するまでジャガーズのためにプレーしたい。この街がすごく気に入っているし、チームはこれから強くなる。潮目が変わりつつあるんだ。明日からはいよいよトレーニングキャンプも始まる。自分のキャリアの中でこれ以上良い状況は考えられない」と語った。

元ドラフト3巡目指名選手であるリンダーは新人契約の最終年を迎えていた。

リンダーは昨季にリーグ内でも最高クラスの活躍を見せている。『Pro Football Focus(プロ・フットボール・フォーカス)』は先シーズンのリンダーをリーグトップ5のCにランクづけた。

2014年のルーキーイヤーはガード(G)としてその実力を発揮した25歳の同選手だったが、2年目のシーズンは故障によってほとんど出場することがなかった。センターに挑戦することとなったのはわずか1年前の話だが、見事にチームの期待に応えている。そんな若きチームの柱に対し、サラリーキャップに余裕を持ったジャガーズが巨額の投資を行うことはある程度予想されていた結果でもある。