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チャージャーズ新人WRウィリアムスはキャンプに参加せず

2017年07月31日(月) 12:29


ロサンゼルス・チャージャーズのマイク・ウィリアムス【Ben Liebenberg via AP】

ロサンゼルス・チャージャーズのルーキーワイドレシーバー(WR)マイク・ウィリアムスがトレーニングキャンプに参加することはなさそうだ。

同チームは現地30日(日)、PUP(故障者リスト)に登録した新人WRがトレーニングキャンプ中の練習参加を見送ると発表。ウィリアムスは先週の土曜日にチームドクターの診察を受けていた。

今ドラフトで全体7位指名を受けたウィリアムスはまだクオーターバック(QB)フィリップ・リバースからのパスを1度も受けていない。

オフシーズンが始まった直後に腰椎椎間板(ようついついかんばん)ヘルニアを発症したウィリアムスは回復段階にあり、ジェネラルマネジャー(GM)トム・テレスコも先週木曜日には “良い状態にある”と同選手について語っていた。

しかしながら、練習に参加できる状態ではなかったようだ。

期待値の大きかった新人の出遅れはチームにとって残念なニュースであることは否めないものの、同チームのWR陣には実力ある選手がひしめいている。故障からの復活を遂げたキーナン・アレン、ビッグプレーを得意とするタイレル・ウィリアムス、相手にとって危険な存在となり得るトラビス・ベンジャミン、そして、4番手には能力値の高いドントレル・インマンがいるラムズWR陣。タイトエンド(TE)にはアントニオ・ゲイツやハンター・ヘンリーといった強者がいることも忘れてはならない。

『NFL Network(NFLネットワーク)』の番組である“Inside Training Camp Live(インサイド・トレーニングキャンプ・ライブ)”の中で、解説者であり、同チームオーナーのスペシャルアシスタントを務めるラダニアン・トムリンソンは同局レポーターのアレックス・フラナガンに対してこのように語った。

「われわれ全員、彼には腰の問題を乗り越えてほしいと思っているし、できれば手術の回避を願っている・・・まだ、どうなるかは分かっていない。マイクにとって今一番良いのはしっかり休んでリハビリに取り組むこと。2、3週間でここに戻ってきてくれることを願っている。幸運なことに、ラムズのWR陣は層が厚い。選手全員のレベルが高いんだ。キーナン・アレンが離脱していた昨年も他の選手が育った。ここのWR陣にはかなり良い粒が集まっている。マイクが長期間離脱したとしても、残る選手でやっていくことは十分に可能だ」

ウィリアムスがトレーニングキャンプの全日程を欠席する場合、チャージャーズは同選手を慎重にローテーションに加え、レギュラーシーズン開幕からの数ゲームでは起用を避けるだろう。