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カウボーイズRBエリオットにいまだ審判は下らず

2017年08月01日(火) 10:36

ダラス・カウボーイズのエゼキエル・エリオット【AP Photo/Fred Vuich】

『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロは現地31日(月)、NFLの独立顧問団が現在もダラス・カウボーイズのランニングバック(RB)エゼキエル・エリオットに関する事案を調査中であり、NFLのコミッショナーを務めるロジャー・グッデルも同選手への制裁を決定する前に調査が完了するのを待っている段階だと報じた。

NFLの行動規範規則の下でグッデルが相談することの可能な4人の独立顧問は今月初旬にエリオットがニューヨークでリーグの審判団と面談した際にも同席していた。

グッデルコミッショナーによる同選手への制裁については、レギュラーシーズンの開幕前まで決断が下されること以外は何も決まっていない。

これについてペリセロは「コミッショナーのグッデルが専門的アドバイザーによる調査完了を待っている。彼らがこの件についてどう判断するかをグッデルは聞き入れる必要がある。彼らの調査が終了し、その結果報告がグッデルの耳に届くまでは何の決定も下されない。今週中にエゼキエル・エリオットに関する決定が下ることはなさそうだ」と強調している。

元恋人への暴行容疑(エリオットはこの容疑を否定)を含む、同選手が関連するとされる複数の事件についてはNFL側も1年をかけて調査してきた。

2シーズン目を迎えるエリオットは先シーズン、新人選手として1,631ヤード、15タッチダウンをマークしてファーストチームのオールプロにも選出された。カウボーイズは先週の24日からカリフォルニア州オックスナードでトレーニングキャンプを開始している。