レイダース1巡目CBコンリーへの容疑は棄却
2017年08月01日(火) 09:44
オークランド・レイダースが今ドラフト1巡目で指名したコーナーバック(CB)ギャリオン・コンリーの身の潔白が証明された。
コンリーが性的暴行に関わったとされる件について、オハイオ州カヤホガ郡の検事は下記の声明を発表している。
「クリーブランド警察署による徹底的な調査後、ギャリオン・コンリーに対する性的暴行容疑の事実確認、および、状況確認はカヤホガ郡の陪審に任されることとなった。大陪審による最終判断の結果、同人物への全ての請求は棄却されている」
コンリーの弁護人となったケビン・スペラシーは現地31日(月)、『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートに対して「無実が証明された彼はNFLで活躍する日を待ちわびている」と明かした。
リーグのスポークスマンは今回の件につき、ラポポートに対して「われわれは今後、できる限りの情報を集める予定」とコメントしている。
弁護人は今年の5月に22歳のコンリーが1人の女性から強姦容疑の告訴を受けたものの、その容疑を強く否定していたとも伝えた。
2017年のドラフト全体24位でレイダースからの指名を受けたコンリーは先週に同チームとの新人契約を締結させたばかり。ジェネラルマネジャー(GM)レジー・マッケンジーはドラフト後、同選手の指名に関しては一抹の不安もないことを強調していた。
『The MMQB』に対してマッケンジーは「彼に関する問題については理解しているが、こちら側でも調査は行い、全ての調査書類には目を通した。われわれもできる限りの調査を行ってあらゆる情報を得ていたため、この選択を採った事に関しての不安は一切ない。彼がどんな選手であるかはすでに把握している」と語った。
今回の件に関してはドラフト以前に発生していた事件であり、コンリーがNFLから何かしらの制裁を受けることはない。