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ベンガルズHCルイスが血栓治療で短期離脱

2017年08月09日(水) 09:14


シンシナティ・ベンガルズのマービン・ルイス【AP Photo/Frank Victores】

現地8日(火)、シンシナティ・ベンガルズのヘッドコーチ(HC)マービン・ルイスが膝裏に発症した血栓治療のために練習を欠席したと『NFL Network(NFLネットワーク)』のステイシー・デールズが報じた。

同チームが発表した声明によれば今回の症状はさほど深刻なものではなく、ルイスの不在期間は短期に終わる見込みだ。現段階ではまだ具体的な病状についてまでは触れられていない。

“ベーカー嚢胞(のうほう)”と呼ばれる病気を治療するために血液希釈剤を服用していたルイスは8日、同薬の副作用によって足首周辺が通常の2倍ほどに腫れあがり、急きょチームドクターらによって病院へと運ばれることとなった。

同声明では「ルイスHCは小規模な治療に専念するため、チームを数日離れることになる。彼はできるかぎり早い段階で復帰する予定だ。それは今日中かもしれないし、今週の後半かもしれない。ルイスHC不在期間はスペシャルチームのコーディネーターであるダレン・シモンズがその代役を務める」とも語られている。

地方総合病院のメイヨー・クリニックによると、ベーカー嚢胞とは膝裏にある滑液包と言われる袋で炎症が起こり、その袋に水が溜まることでできる腫瘤(しゅりゅう)を指すとのこと。

ベンガルズの指揮を執り始めて15年目となる58歳のルイスは現在まで118勝103敗3分けという戦績を残し、プレーオフ進出は7度果たしている。

コーディネーターのシモンズもチームに15年間在籍しており、キャンプの練習中からコーディネーターらの指揮で動くところの多かったベンガルズの選手たちにはあまり影響がなさそうだ。ベンガルズは今週の金曜夜にタンパベイ・バッカニアーズとのプレシーズンゲームを行う。