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テキサンズOLキッセンベリーが3年目にして初出場

2017年08月10日(木) 10:16

ヒューストン・テキサンズのデビッド・キッセンベリー【Matt Patterson via AP】

オフェンシブライン(OL)デビッド・キッセンベリーは2013年にヒューストン・テキサンズからドラフトで指名を受けたものの、これまでフィールドに姿を現したことは一度もなかった。今プレシーズンのオープニング試合となるカロライナ・パンサーズ戦でようやくその姿が披露されている。

ここ3年間、リンパ腫を患っていたキッセンベリーは闘病生活を送っていた。この病気でフットボールキャリアが一時的に停止されながらも、同選手が病に屈することは決してなかった。長きにわたったガンとの闘いに勝利を収めたキッセンベリーがいよいよテキサンズのユニフォームに袖を通し、プレシーズン初戦に登場している。

試合開始前、キッセンベリーの家族や恋人ら多数の知人がサプライズで応援に駆けつけていた。こちらがその写真だ。

「3年間の闘病生活を終えて復帰を果たしたOLキッセンベリーに家族がサプライズで応援に。素晴らしい瞬間の1枚となりました」

ピッツバーグ・スティーラーズの新人ランニングバック(RB)ジェームズ・コナーもガンとの闘いに勝利を飾った選手であり、そのユニフォームは現在のところリーグ1位の売り上げを記録しているそうだ。キッセンベリーの復活はこのニュースが報じられた2週間後のことだった。

『USA Today(USAトゥデイ)』によると、キッセンベリーはインテリアラインマンとしてカイル・フラーらとのレギュラー争いを繰り広げているようだ。強敵に打ち勝ったキッセンベリーの今後の活躍に期待したい。