6試合出場停止処分のエリオットが控訴へ
2017年08月12日(土) 10:48現地11日(金)、ダラス・カウボーイズのランニングバック(RB)エゼキエル・エリオットが代理人を通じて声明を発表し、NFLから下された6試合の出場停止処分に対して上訴することを明かした。
声明には「われわれは先ほど、告発人に対する“身体的な暴力”に関与したとして、エリオット氏に6試合の出場停止処分が科されたことを知らされた。エリオット氏および所属チームの代表者はNFLの判断に非常に失望している」とつづられている。
「昨年7月以来、弊社は本件に従事しており、それぞれの調査を進めてきたコロンブス検察官のオフィスならびにNFLと協力して取り組んできた。したがって、われわれは本件に関連する実在の証拠すべてに関して把握している」
「NFLの調査結果は事実と異なる誤った結論だらけであり、証拠とされている事柄はその結論を支持する内容を“都合よく選んだ”ものであり、その他の重要な証拠が無視されている」
「例えば、コロンブス検察当局およびNFL調査団の双方が、2016年7月16日にエリオット氏が彼女の車から彼女を引きずり出して襲ったとする告発人の主張は偽りであるとの結論に至ったと報告してきた。その主張は、そういった暴力は起こっていないと述べた彼女自身の友人の宣誓供述書によって最終的に弱体化されている。また、宣誓供述書は虚偽の主張を実証するために話を練り上げた告発人の計画についても概説している。加えて、NFLが手配した独自の医学専門家は告発人のケガの多くが問題の週以前に生じたものであり、エリオット氏が告発人と接触していなかった期間中に発生した可能性が高いと結論づけている。この先数週間に渡る控訴を通して、信頼に足る多くの証拠が明るみになることだろう」
エリオットはその後、『Twitter(ツイッター)』にこう投稿している。
「今日、明らかになったNFLの判断に関して驚くと共に失望している。NFLの調査結果には強く異議を唱える」
「今回のことで家族や友人、チームメイト、ダラス・カウボーイズ、そしてファンの皆、全員に多くの迷惑と混乱を招いたことについては本当に申し訳なく思っている」
「自分が完璧な人間から程遠いことは分かっているけれど、それでも、フィールド内外で一所懸命に取り組み続けるつもりだし、自分に与えられた最高のチャンスをしっかりと生かしていきたいと思っている」
— Ezekiel Elliott (@EzekielElliott) 2017年8月12日