現地22日（火）、アリゾナ・カーディナルスはラインバッカー（LB）ディオン・ブキャノンをPUP（故障者リスト）から外したことを発表した。

今年5月に足首の手術を受けたブキャノンは昨シーズン、足に痛みを抱えながらも出場を続けていたが、シーズン残り3試合を残して離脱することとなった。

チーム公式サイトによれば、プロ4年目のブキャノンはいまだ練習に参加はしていないものの、軽めの練習には参加することも可能であるようだ。ヘッドコーチ（HC）ブルース・エリアンスはブキャノンがプレシーズンゲーム最終戦を控えた来週から本格的に練習参加できることを願っているとも語っている。

エリアンスHCは今月初旬、ブキャノンの復帰目標はレギュラーシーズンの開幕戦である9月10日（日）だと明かしていたが、チームの方針上、今後も同じ予定で進めていくのかは定かでない。

「ディオン次第だ」と語るエリアンスHCは「（彼がプレーできるなら）それ以上うれしいニュースはない」とコメントしている。

ブキャノンがチームを不在にする間、ルーキーのハサン・レディックにはファーストチームの練習に参加する機会が多く与えられた。敗戦を喫したものの、レディックは先日のシカゴ・ベアーズ戦で読みの鋭さと反応の良さをうまくアピールすることに成功している。

ブキャノンが完全復活を果たしてラインナップに戻れば、カーディナルスはリーグ全体を通して見ても最高峰のディフェンス陣を形成することとなる。