ピッツバーグ・スティーラーズのランニングバック（RB）リビオン・ベルが約1週間後、ちょうどチームがクリーブランドでレギュラーシーズン初戦となるブラウンズ戦の準備を始めるタイミングでの復帰を示唆した。

ベルの復帰に際し、チームのベストプレーヤーたちの中にあまり悪感情はないようだ。

センター（C）のマーキス・パウンシーは『ESPN.com』に「もちろん誰だっていろいろと思うところはあるだろう。彼と同じ状況になれば皆、まったく同じことをするんじゃないかな。俺はそうする。どうなるかは時間が経てば分かること。彼なら戻ってきていつも通りにやると思うよ。パスゲームもランゲームも、リビオンらしくいつも通りやるはずだ」とコメント。

クオーターバック（QB）ベン・ロスリスバーガーもESPN.comに対してこう話している。

「彼がいつ戻ってこようと準備はバッチリ。皆、揃うのを待っている。ただ、どうしてもここにいる必要がなかっただけ。彼ほど素晴らしいフットボール選手はいないし、このチームを助けてくれるからこそ、俺たちは彼にいてほしいと思う。だから、彼が戻ってきて、本調子になるまであまり長く時間がかからないことを願っている」

ベルはスティーラーズと契約交渉に臨むも、長期契約の締結に至らなかったことに不満を覚え、これまでのキャンプとプレシーズンにいずれも欠席を続けてきた。チームメイトたちはベルが取った行動を理解し、合流する際には歓迎する姿勢を見せている。