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49ersとスティーラーズがTEマクドナルドとドラフト4巡目指名権をトレード

2017年08月30日(水) 15:40


サンフランシスコ・49ersのバンス・マクドナルド【AP Photo/D. Ross Cameron】

ピッツバーグ・スティーラーズが身体能力の高いタイトエンド(TE)をロースターに加えた。

サンフランシスコ・49ersとのトレードを成立させたスティーラーズは2018年ドラフト4巡目指名権と引き換えに、TEバンス・マクドナルドと同年のドラフト5巡目指名権を獲得した。両チームが現地29日(火)に正式発表している。

49ersでの4年間でマクドナルドは30試合に先発出場し、866ヤードで64レシーブ、7タッチダウンをマークしている。かつてドラフト2巡目で指名を受けたマクドナルドは昨年12月に49ersと5年3,500万ドル(約38億4,200万円)の契約を交わしていたものの、今オフシーズン中に政権交代して方針を換えた同チームは27歳のマクドナルドのトレード相手を募集していた。

49ersはキャンプなどを通してコーチ陣をうならせたルーキーTEのジョージ・キトルを筆頭に、ローガン・ポールセン、ギャレット・セレク、ブレイク・ベルらでそのポジションを争わせる。

スティーラーズはレギュラーシーズン開幕を目前にドラフト指名順位を一つ繰り下げることによってTE陣にさらなる厚みを加え、攻撃陣に万全の体制を整えたと言えよう。マクドナルドはチームに馴染み次第、ジェシー・ジェームズに代わって先発出場するだろう。