パンサーズがTEオルセンとの契約延長を完了
2017年09月01日(金) 11:08希望額には多少届かなかったものの、カロライナ・パンサーズのタイトエンド(TE)グレッグ・オルセンは納得のいく内容で契約延長に合意した。
現地31日(木)、パンサーズはオルセンとの新契約にインセンティブによる200万ドル(約2億2,000万円)を盛り込んだようだ。これは『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じたもの。
今シーズン、650万ドル(約7億1,500万円)を受け取る予定のオルセンはキャッチ数、レシーブヤード数、1キャッチ平均などのシーズン最終成績によって最大875万ドル(約9億6,500万円)を手にすることとなる。オルセンはまた、現行の契約が最終年となる来季も650万ドルが保証されている。
オルセンは『Panthers.com』に対し、「信頼の下、お互いに損はないと知った上での単なる駆け引きだった。いつだって正当な解決策は見つかるもの。本当にありがたく思っている。チームがここまでしてくれる必要はなかった。けじめをつける部分をチームがちゃんと理解していたから、あとは正式な形にはめ込むだけだった。両サイドがうまくまとまれた」と語った。
短期的にジェネラルマネジャー(GM)職に就いたマーティ・ハーニーは今月初旬、デーブ・ジェトルマンが就任していた間は契約留保を固持してきたオルセンとの契約延長について、「そうする予定だ」と語っていた。
同サイトに対してハーニーGMは「それぞれの事案について検討している。両サイドが満足できる解決策が見つかりそうだ」と明かしていた。
2012年以降、先発出場したレギュラーシーズンの93試合で5,384ヤード、428キャッチ、32タッチダウンを積み上げてきたオルセン。先シーズンには3年連続の1,000ヤード超えを達成している32歳の彼をパンサーズ攻撃陣が必要としていたのは当然のはずだ。