スティーラーズ、GMコルバートと2020年ドラフトまでの契約延長
2017年09月01日(金) 12:37ピッツバーグ・スティーラーズが現地31日(木)、ジェネラルマネジャー(GM)ケビン・コルバートと2年の延長契約を交わし、少なくともコルバートが2020年のドラフト終了時までは現職のままでいることを確定させたようだ。スティーラーズは数週間前にもヘッドコーチ(HC)マイク・トムリンと同年までの延長契約を交わしている。
スティーラーズ球団社長のアート・ルーニー二世は声明の中で「ケビンによるチームへの献身や熱心な仕事ぶりはわがチームの成功に大きく寄与してきた。彼が少なくともあと3年間はこのチームを率いてくれることをとてもうれしく思っている」と語った。
21世紀に入ってからのスティーラーズの安定感は2000年にチーム入りしたコルバートと共にある。2010年にGM職を引き継いだコルバートだが、彼はそれまでも同チームのフロントオフィスでフットボールオぺレーション部門の部長を11年にわたって務めあげた。
ピッツバーグ出身のコルバートは「17年間もこのチームに関われていることを幸運に思う。チャンピオンシップを目指すチームのメンバーでいられることを心から感謝している」と述べている。
コルバートがフロント入りして以降、スティーラーズは3度出場したスーパーボウルで2度のチャンピオンシップ制覇を成し遂げている。今季はAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)の中でもニューイングランド・ペイトリオッツに対抗する戦力として、破壊力抜群の攻撃陣を形成したスティーラーズがさらなるリングを手にしようとリベンジを誓う。
フロントオフィスにコルバートGMがいる限り、スティーラーズがそのチャンスを失うことはない。