クリーブランド・ブラウンズのディフェンシブエンド（DE）マイルズ・ギャレットがチームの開幕戦を欠場する。

現地7日（木）、ブラウンズは2017年のドラフトで全体1位に指名したギャレットが現在は足首を負傷しており、今後の数週間のうちに情報は更新されるだろうと発表した。

練習中に足首を負傷したギャレットは6日の練習を途中で切り上げた。地方紙『Plain Dealer（プレイン・ディーラー）』によれば、今回ギャレットの身に起きた負傷はチームメイトが彼の右足首の側面を“思わぬ形”で踏みつけてしまったことが原因で発生したとのこと。

同紙によると、木曜日の練習後、ヘッドコーチ（HC）ヒュー・ジャクソンが記者に対して「誰かがマイルズの足に後ろからぶつかった。こういったことも起こり得る。それがフットボールだ」と語ったとのこと。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートは足首上部の負傷に要する治療期間が一般的には4週間から6週間であると指摘する。

プレシーズンで期待通りのパフォーマンスを見せてくれていただけに、超大型新人のキャリアにとって今回の負傷は非常に残念なものとなった。

テキサスA&M大在学時からギャレットが足を故障することは多く、大学4年時にも足首上部を負傷していた。今年の6月にも足を痛めていたギャレットだが、今回もまた同じく足の故障となった。

期待の大きかった新人選手だけに残念さもひとしおであるが、フットボールにおいてはいかなる選手にも故障はつきものだ。今やスター選手となったニューヨーク・ジャイアンツのワイドレシーバー（WR）オデル・ベッカムがルーキーイヤーに開幕からの4試合を欠場していたことも忘れるべきでない。ブラウンズにとってチームの将来を担う選手がたかだか1シーズンの数試合を欠場する程度で大騒ぎする必要はない。チームはギャレットが万全な状態になるまでじっくりと様子をうかがうつもりだ。

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