タイタンズ対ジャガーズ戦はスケジュール通りの開催へ
2017年09月13日(水) 18:26シーズン第2週に行われるジャクソンビル・ジャガーズ対テネシー・タイタンズの一戦はスケジュール通り、現地17日(日)13時(東部標準時間)にジャクソンビルのエバーバンク・フィールドで開催されることが決まった。ジャクソンビルのレニー・カリー市長は12日、先週末にジャクソンビルを直撃した大型ハリケーン“イルマ”による影響も踏まえた上で、試合を予定通り開催すると発表した。
ジャガーズはまた、チームオーナーのシャド・カーンがジャクソンビル地域に100万ドル(約1億1,000万円)を寄付し、17日の試合チケットを先着5,000名に配布すると発表している。
ジャガーズ広報部で上級部長を務めるタッド・ディックマンは『Twitter(ツイッター)』にカーンオーナーのコメントを写真付きで投稿した。
「ジャガーズのオーナー、シャド・カーンによるジャクソンビル地域と『First Coast Relief Fund(ファースト・コースト救済基金)』をサポートするための#JaxAsOne(ジャックス・アズ・ワン)キャンペーンに関してのコメント」
「オーナーのカーンは“ジャクソンビルは小規模のマーケットと見なされているが、私がこれまでに関わったどのコミュニティよりも大きなハートを持っているマーケットだ”と語り、“ジャクソンビルなら必ず復活する。だが、親愛なるわれわれの友人からの手助けくらいは借りても良いだろう”と述べた。また、“われわれのスポンサーやパートナー、そして、ファンの皆様が今週はファースト・コースト救済基金について考えてくれることを期待している。そして今週末、われわれは団結した1つのコミュニティ、そして、チームとしてエバーバンク・スフィールドに戻って来るだろう。これこそがジャックス・アズ・ワンだ”とも語っている」
第1週にヒューストン・テキサンズを29対7で下したジャクソンビル・ジャガーズの選手、コーチ、スタッフらは12日になってようやく帰路に就いた。チームは今週月曜日、ヒューストンにある『YMCA』を借りてワークアウトを行っていた。
『CNN』が伝えるところによれば、大型ハリケーン“イルマ”によってジャクソンビルの街は“記録的な暴風と広範囲にわたる洪水”の被害を受け、エバーバンク・フィールドが位置する通りを含む市街地の大部分も足がつかるほどの洪水状態になっていたとのことだ。
“イルマ”の影響でNFLは先週末に開催予定だったタンパベイ・バッカニアーズ対マイアミ・ドルフィンズ戦を第11週目にずらし、両チームは第1週からバイウイークとなっている。
ジャガーズとタイタンズは共に第8週がバイウイークとなるため、もし試合が延期となった場合はこの週に開催されるとの予想もされていたが、今回に関してはスケジュール通りの開催となった次第だ。
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