ニュース

テキサンズ、第2週を新人QBワトソンに託す

2017年09月13日(水) 18:29


ヒューストン・テキサンズのデショーン・ワトソン【AP Photo/Eric Christian Smith】

ヒューストン・テキサンズがシーズン第2週を新人クオーターバック(QB)のデショーン・ワトソンに託すようだ。

ヘッドコーチ(HC)ビル・オブライエンは現地14日(木)に開催されるシンシナティ・ベンガルズ戦の先発QBに関する明言は避けたものの、すでにチーム内部ではその決定が下されている模様。

チーム関係者からの情報を得た『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとジェームズ・パーマーは12日、新人のワトソンがトム・サベージを押しのけて第2週に先発する可能性が高いと報じた。

2017年ドラフト1巡目指名選手であるワトソンは2014年以降にオブライエンの下で先発を務める9人目のQBとなる。この期間においてここまで多くのQBを起用したNFLチームは他に存在していない。

12日の練習中、ウォークスルーの際にはワトソンが1番手のQBとして全てのスナップを受けていたとパーマーが伝えていたこともあり、彼の先発指名はさほど驚くべきことではないだろう。

ジャクソンビル・ジャガーズとの第1週、6サックに加えて2ファンブルを記録したサベージは前半終了後にベンチへと下がった。後半から登場したワトソンは相手からのタックルに複数回苦しめられて1ピックは記録したものの、この日、チーム唯一となるタッチダウンもマークしている。

この試合で足首を負傷していたワトソンであったが、12日の練習には“フル”参加しているので問題はなさそうだ。

先週末のチーム開幕戦、ヒューストンのオフェンシブライン(OL)は序盤から歯車が嚙み合っていなかったものの、ワトソンがフィールドに現れてからは徐々に修正していったようにも見えた。

オブライエンHCがまたQBを変更するまでに、ワトソンには成長するための十分な時間が授けられたと言えよう。

【S】