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パンサーズに悪夢、TEオルセンは足の骨折

2017年09月18日(月) 10:44


カロライナ・パンサーズのグレッグ・オルセン【AP Photo/Bob Leverone】

現地17日(日)、すでに攻撃陣の駒不足感が否めなかったカロライナ・パンサーズにさらなる追い打ちが襲った。

どうやら、タイトエンド(TE)のグレッグ・オルセンがパンサーズ本拠地で行われたバッファロー・ビルズ戦で足を骨折していたようだ。当初は試合復帰が見込まれていたものの、足に固定具をはめたオルセンは後半の開始とともに松葉づえを抱えながらカートでフィールドに姿を現した。

チーム公式サイトによると、オルセンは記者に対して「足を骨折した。残念すぎる。最悪だ」と語っていたようだ。

ビルズ相手に9対3で勝利を収めたパンサーズがこの日に獲得したヤード数は178パスヤードと77ランヤードのみ。攻撃コーディネーター(OC)マイク・シュラによる指揮の下、パンサーズ攻撃陣の中では新人ランニングバック(RB)クリスチャン・マカフリーがオルセンの離脱をある程度はカバー可能だろうが、そうなるためにはまだ時間が必要かもしれない。2015年以来のスーパーボウル出場を目指すパンサーズにとっては当初の予定にないアクシデントが続く。3年連続1,000ヤードをマークし、プロボウルに出場しているオルセンはリーグの中でもトップ3に入るTEだと評されている。

クオーターバック(QB)にはキャム・ニュートンという存在もあって能力の高い選手が揃うパンサーズではあるが、ほんのわずかな修正も必要とされていた。チームをよく知るオルセンの離脱を受け、ビルズ戦で合計32パス、28ランを記録したパンサーズには改めてゲームプランを練り直す必要がありそうだ。

次週開催の第3週では現在2連敗中のニューオリンズ・セインツと対戦するパンサーズ(2勝0敗)。その後はニューイングランド・ペイトリオッツ、デトロイト・ライオンズ、フィラデルフィア・イーグルス、シカゴ・ベアーズ、タンパベイ・バッカニアーズと手強い相手が続く予定だ。パンサーズがオルセンのありがたみを痛感するのはそう遠くない日であろう。

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