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ドルフィンズ、セインツからLBアンソニーを獲得

2017年09月21日(木) 00:02

タンパベイ・バッカニアーズのラッセル・シェパードとニューオリンズ・セインツのステフォン・アンソニー【AP Photo/Chris O'Meara】

マイアミ・ドルフィンズは現地19日(火)、ラインバッカー(LB)ステフォン・アンソニーをニューオリンズ・セインツとのトレードで獲得した。このトレードでセインツは2018年のドラフト指名権を獲得している。両チームはこのトレードを正式に認めている。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが伝えるところによれば、セインツが獲得したのは2018年のドラフト5巡目の指名権だとのこと。

ドルフィンズのアンソニーはロンドンゲームとなる第4週で早くも元所属チームのセインツと対戦する予定だ。

2015年のドラフトでセインツから1巡目指名を受けたアンソニーは過去2シーズンで19試合に先発出場しているものの、今シーズンはまだ出場機会に恵まれていなかった。ルーキーシーズンの2015年に全試合出場を果たしたアンソニーは“プロフットボールライター・アソシエーション”の2015年度のオールルーキーチームに選出されている。

元クリムゾン大学のスター選手であるアンソニーは今オフシーズンに改革を施したセインツのLB構想からは外れていたが、LBローレンス・ティモンズが“無期限”出場停止を受けたこともあり、ドルフィンズでは多くのプレーチャンスが巡って来るだろう。

フィジカルの強さとスピードを兼ね備えたアンソニーだが、セインツでの輝きは失いつつあった。そんな彼がマイアミの地で新たなスタートを切ることになる。

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