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「批判されても当然の内容」と語るカウボーイズRBエリオット

2017年09月22日(金) 09:54

ダラス・カウボーイズのエゼキエル・エリオット【AP Photo/Ron Jenkins】

ダラス・カウボーイズのランニングバック(RB)エゼキエル・エリオットがシーズン第2週後に『NFL Network(NFLネットワーク)』のラダニアン・トムリンソンから名指しで批判を浴びた。25点差をつけられて敗戦したデンバー・ブロンコス戦、エリオットはインターセプトの際の怠慢とも思われるプレーを批判されていた。

トムリンソンはエリオットが試合途中に“諦めていた”と語り、プロ2年目のエリオットはこのトムリンソンからの指摘を真正面から受け止めた。

現地21日(木)、エリオットは「そのコメントは聞いた。そう見えても仕方なかったと思う。あの時は本当にいらいらしていたんだ。そのように映ってしまったのなら何の言い訳もできない。絶対に見せてはならない姿勢だ。チームリーダー的存在として、チームが頼りにする存在として、そのような風に見られることがあってはいけない」と語った。

ヘッドコーチ(HC)のジェイソン・ギャレットともそのプレーについて直接的な会話があったかどうかについて問われたエリオットは“個人的なやりとり”はあったと回答。

エリオットは「普段の自分ではなかった。自分はそんなタイプの選手ではない。いつもチームに貢献しようと努力している。あれはいけなかった。いらいらし過ぎていたし、自分を見失っていた」とも明かした。

エリオットはブロンコス戦でキャリア最低の9アテンプト、8ランヤードを記録。

外部からの批判は受けたものの、ロッカールームではチームメイトによる激励も受けたことも明かしたエリオット。

エリオットは次のように語った。

「もう外野が何と言おうと気にしない。批判家の言うことにいちいち耳を傾けてはいられないんだ。俺たちは試合に出てチームのためにプレーするだけ。話屋さんたちのために試合をしているわけではないからね。彼らに褒めてもらうためにプレーしてはいない。俺たちはお互いのために頑張っているし、そして、試合に勝つために努力している。互いに支え合っているんだ。それが俺たちのモチベーションさ。外野は必要ない」

マンデーナイトに行われるアリゾナ・カーディナルスとの第3週、昨年はプロ1年目にして獲得ラッシングヤード1位に輝いたエリオットが外部からの批判をはねのける活躍を見せてくれるだろうか。

【S】