パッカーズ、離脱中のWRコブの代役アリソンが大活躍
2017年09月26日(火) 10:55現地24日(日)、グリーンベイ・パッカーズが負傷により不出場となったワイドレシーバー(WR)ランドール・コブの代役としてシーズン第3週に先発させたジェロニモ・アリソンが期待を上回る活躍を見せた。
シンシナティ・ベンガルズ戦に出場したプロ2年目のアリソンはキャッチ6回で122ヤードをマーク。オーバータイムとなったこの試合、接戦を制するフィールドゴールを演出したのは72ヤードを駆け抜けたアリソンだった。
ジョーディ・ネルソンとともにエースクオーターバック(QB)アーロン・ロジャースのお気に入りターゲットであるランドール・コブが負傷離脱を余儀なくされ、その代役を任されることとなったアリソン。だが、彼をよく知るロジャースがその活躍ぶりに驚くことはなかったようだ。
チーム公式サイトによると、ロジャースはアリソンについてこのようにコメントしている。
「ジェロニモのことはよく知っている。俺たちの攻撃陣の中になくてはならない存在。彼はタフ、本当にタフな若手さ。相手にとっては嫌な選手だろうね」
「トレーニングキャンプで初めて彼を見た日を覚えている。なんでこんな選手がドラフトにかからなかったんだと思った。こいつは凄いと感じたね。彼の態度もすばらしい。フィールドにジェロニモがいてくれて心強い」
ベンガルズ戦、大事な局面でアリソンへのパスを選択したロジャースによるプレー自体がアリソンに対するロジャースの絶大なる信頼を物語っている。アリソンによる6キャッチのうち4キャッチでファーストダウンが決まり、その他のキャッチはサードダウンでのロングパスだった。同試合、アリソンによるディフェンシブパスインターフェアが第4クオーターのドライブを引き伸ばしてもいた。
不調なベンガルズ相手にも苦戦を強いられたパッカーズだが、WR陣に不足はなさそうだ。攻撃陣の主軸であるコブが不在でも、ロジャースには信頼のおけるパスキャッチャーがフィールドに存在している。
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