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ペイトリオッツ、QBブレイディは左肩の関節を負傷

2017年10月11日(水) 10:27


ニューイングランド・ペイトリオッツのトム・ブレイディ【AP Photo/Jason Behnken】

現地10日(火)、ニューイングランド・ペイトリオッツの公開練習にはクオーターバック(QB)トム・ブレイディの姿がなかった。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは10日、ブレイディが先週木曜日に開催されたタンパベイ・バッカニアーズ戦で利き腕とは逆の肩関節を負傷していたようだと報じた。バッカニアーズ戦だけで3度のサック、6ヒットを浴びたブレイディにとってこの試合は悪夢を見ているかのようだったはずだ。今シーズンのブレイディは16サックを受けており、これはすでにブレイディが昨シーズンに浴びたサック数を1つ上回っている。

ラポポートによると、ブレイディはシーズン第6週となるニューヨーク・ジェッツ戦に出場する見込みだとのこと。ACL(膝前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を損傷した2008年以降でブレイディがケガによる離脱をしたことはない。

殿堂入りが確実視されている選手においては、いかなる些細な病気や負傷であってもその動向には注意しておく必要がある。2017年のブレイディはまだその動きにキレを見せてはいるものの、40歳ともなれば小さな負傷も完治に至るまでは意外と長引く可能性もある。たとえどれだけ自身の健康に気を使っているとしても、年齢による身体的衰えに抵抗することは難しいのだ。

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