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レイダースRBリンチへの出場停止処分は執行決定

2017年10月25日(水) 08:51

オークランド・レイダースのマーショーン・リンチ【AP Photo/Ben Margot】

オークランド・レイダースは今週末開催のシーズン第8週、バッファロー・ビルズ戦にマーショーン・リンチ不在で臨むことが決定した。

NFLは現地24日(火)、控訴担当官のジェームズ・スラッシュがリンチに対する1試合の出場停止処分をそのまま執行する判決を下した。

先週19日に行われたカンザスシティ・チーフス戦の第2クオーターでリンチはオフィシャルの胸ぐらをつかみ、後方へと押した行為で退場処分を受けた。リンチはその翌日に1試合の出場停止処分を受けている。問題となった場面、チーフスのコーナーバック(CB)マーカス・ピータースによるクオーターバック(QB)デレック・カーへのヒットの後、実際のところリンチは自身のいとこであるピータースとレイダース陣の乱闘騒ぎを鎮めようとしてサイドラインからフィールドへと飛び出したようにも見えた。

1試合の停止処分を科されたリンチの聴聞は月曜日に行われ、この場にはマーカス・ピータースの姿もあったと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは伝えている。リンチの友人でもあるピータースはジェームズ・スラッシュに対してリンチへの処分を撤回するよう求めていた。

リンチが不在の間、固いディフェンスを誇るビルズ相手にレイダースはジェイレン・リシャードとディアンドレ・ワシントンをローテーションで起用していく方針だ。

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