49ers、HCシャナハンがLTステイリーのトレードも視野に
2017年10月27日(金) 13:40トレード期限が来週に迫る中、未勝利のサンフランシスコ・49ersが大売出しを開始するだろうとの声が多く聞かれる。
ベテランのレフトタックル(LT)ジョー・ステイリーの所属先が来る数日後には変わっている可能性もある。プレーオフ進出を狙う中、パスプロテクションのアップグレードが必要となるチームにおいて33歳のステイリーはベストな選択肢となるであろう。先日の大ケガによってジェイソン・ピーターズを失ったフィラデルフィア・イーグルスがステイリーのトレードを望む筆頭候補とも目されている。
現地25日(水)、ヘッドコーチ(HC)のカイル・シャナハンはステイリーを放出するならば“相当な見返り”が必要であると発言していた。
つまるところ、シャナハンHCはステイリーのトレードを完全に否定してはいないのだ。
地方紙『Sacramento Bee(サクラメント・ビー)』のマット・バローズに対してシャナハンHCは「ジョーはずっとここにいてもらいたい選手だ。どんな場合であっても失いたくない選手であることは間違いない。ただ、ここでじっとしているつもりはない。他のチームがうちの選手について問い合わせてくれば、その話を聞くのは当然だ。チームを強くするためにはあらゆる可能性を考えねばならない」と語った。
2019年までの契約を結んでいるステイリーは今後の2シーズンをたった年俸480万ドル(約5億5,000万円)でプレーすることとなっている。ステイリーが今後も今のようなパフォーマンスを見せ続けるとすれば相当なお買い得選手となる。
ドラフト指名権に関してはどのチームもできる限りキープする傾向はあるが、少なくともステイリーのトレードについて調査を行うチームは少なくなさそうだ。
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