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トレード期限目前、シーホークスがTEグラハムの放出も

2017年10月30日(月) 11:45


シアトル・シーホークスのジミー・グラハム【AP Photo/Stephen Brashear】

今月31日(火)のトレード交渉期限締め切りを前に、シアトル・シーホークスが先発レフトタックル(LT)の獲得を望んでいる。これは29日に『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じたものだ。

LT獲得のため、シーホークスはサラリーキャップの問題も兼ねてタイトエンド(TE)ジミー・グラハムの放出も辞さない構えだとし、同チームはグラハム中心にトレード戦略を進めているようだともラポポートは伝えた。シーホークスのキャップには200万ドル(約2億2,700万円)以下の余裕しかなく、今季が契約最終年であるグラハムのキャップヒットは1,000万ドル(約11億3,700万円)となっている。

グラハムが攻撃陣の中核を担う選手であることを認めつつも、もしトレードに見合ったLT獲得が可能であれば、シーホークスはグラハム放出もやむを得ない選択だと考えているようだ。

今季は6試合を通してグラハムは1キャッチ平均9.6ヤードと彼のキャリア的には不調と言え、30歳の彼はこれまでに24キャッチ、230ヤード、2タッチダウンを計上している。クオーターバック(QB)ラッセル・ウィルソンはレッドゾーンでグラハムをターゲットにすることが多いものの、不安定な結果ばかりが続いている。

シーホークスは問題を抱えるLTのポジションの補強を常日頃から希求してきた。シアトルでの開催となったヒューストン・テキサンズ戦を前にして、シーホークスはテキサンズのLTデュアン・ブラウンの獲得調査も行っていたようだ。現在フリーエージェント(FA)となっているブランデン・アルバートの訪問も受け入れたシーホークスはバッファロー・ビルズのタックル(T)コーディ・グレンもそのトレード候補の1人に挙げている。

ラポポートは『Twitter(ツイッター)』にこうつぶやいている。

「シーホークスは今シアトルに来ているテキサンズのLTデュアン・ブラウン獲得も視野に入れている。試合後のテキサンズがそのままジミー・グラハムを連れて帰る可能性はあるのだろうか? 否定はできないが・・・」

【S】