ニュース
エゼキエル・エリオットの出場停止処分が再び執行可能に
2017年10月31日(火) 12:24現地30日(月)、米国連邦裁判所がNFL選手会による仮差し止め命令の要請を却下したため、ダラス・カウボーイズのランニングバック(RB)エゼキエル・エリオットに対する6試合の出場停止処分が再び執行可能となった。
米国地区裁判所のキャサリン・P・フェイラ判事による判決は選手会からの要請を棄却した上で、一定期間、エリオットのプレーを禁ずるというものであった。判決の有効期限は24時間であり、つまり、エリオットに対して正式な出場停止処分が科されるのはその期限が切れた翌日の現地31日からとなる。
エリオットが再びフィールドに現れる可能性は徐々に薄れてきたが、エリオットと選手会側には第2巡回区連邦控訴裁判所に対して控訴する選択肢がまだ残っていると、テュレーン・スポーツ法政策のディレクターを務めるゲイブ・フェルドマンは語る。
今後、エリオットの弁護側が今回の決定を覆せない場合、エリオットはカンザスシティ・チーフス、アトランタ・ファルコンズ、フィラデルフィア・イーグルス、ロサンゼルス・チャージャーズ、ワシントン・レッドスキンズ、ニューヨーク・ジャイアンツとの6試合を欠場することとなり、現地12月17日(日)に開催されるシーズン第15週のオークランド・レイダース戦から再びフィールド復帰が可能となる。
だが、このエリオットに関する訴訟が今後すぐに収束を迎える可能性は低そうだ。最終的な決定が下るまではまだ、堂々巡りが続くだろう。
【S】