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ジャイアンツ、チーム規則違反のCBジェンキンスを出場停止に

2017年11月01日(水) 12:35

ニューヨーク・ジャイアンツのジャノリス・ジェンキンス【AP Photo/Joe Mahoney】

ニューヨーク・ジャイアンツがまたもや自軍のコーナーバック(CB)に出場停止処分を科した。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは現地31日(火)、ジャイアンツがチーム規則に違反したCBジャノリス・ジェンキンスに対して出場停止処分を下したと報じた。これによってジャンキンスは今週末のロサンゼルス・ラムズ戦に出場不可能となる。

チームはジェンキンスに対して無期限の停止処分を下したことを認めた。ジェンキンスがどのようなチーム規則を破ったのかはまだ明言されていない。バイウイークが明けた30日の練習にジェンキンスが姿を見せることはなかった。

ヘッドコーチ(HC)のベン・マカドゥーは声明の中で「チームの一員として、規範に従う必要があり、われわれには責任や義務もあるのだ。それらの義務を果たせない場合、このような結果が訪れることとなる。以前にも言ったが、チームの内部事情を公にするのはあまり好きでない。だが、それが避けられない場合もあり、今回がその時だ」と語った。

チームは来週初めにジェンキンスのステータスについて再び検討するようだ。

フィールドの内外を問わず、出場停止処分を受ける選手が後を絶たないジャイアンツ。

約3週間前には同じくCBのドミニク・ロジャース・クロマティーがチーム規則を破って出場停止処分を受けていた。同選手にも“無期限”の提出処分が下されたものの、最終的に彼が欠場したのは1試合のみにとどまっている。

1勝6敗のジャイアンツがチームトップのCB不在で5勝2敗のラムズを迎え撃つ。今回のニュースはラムズのクオーターバック(QB)ジャレッド・ゴフやワイドレシーバー(WR)サミー・ワトキンスにとっては朗報となった。

2度目のチーム内処分ともあり、マカドゥーHCによるチームの統制方法にいささかの不安を覚えるのも仕方ない。今後の戦績によってはより深刻な問題へと発展する可能性も有り得る。

【S】