処分を免れたベンガルズWRグリーンとジャガーズCBラムジー
2017年11月07日(火) 12:47シンシナティ・ベンガルズのワイドレシーバー(WR)A.J.グリーンが制裁を受けることはなかった。
NFLスポークスマンはNFLのメディアに対し、先週末の試合でグリーンとジャクソンビル・ジャガーズのコーナーバック(CB)ジェイレン・ラムジーが起こした乱闘に関し、両者に出場停止処分を科さないことを明らかにした。
ベンガルズ対ジャガーズ戦の第2クオーター終盤、グリーンの肩を小突いたラムジーに対して怒り心頭に発したグリーンは背後から腕を回してラムジーの首を絞め、地面に突き飛ばした後は数発のパンチを繰り出した。この騒ぎはオフィシャルがすぐさま仲裁に入ったことで何とか収束したものの、パーソナルファウルをとられた両者には試合からの退場が命じられている。
スポークスマンはサンフランシスコ・49ers対アリゾナ・カーディナルス戦でも勃発した乱闘に関与したカルロス・ハイド、フロスティー・ラッカー、ハサン・レディックに対しても出場停止処分を科さないと明言している。
これらの騒ぎを起こした選手たちが罰金程度の処分で済んだ一方、タンパベイ・バッカニアーズのワイドレシーバー(WR)マイク・エバンスに対しては1試合の出場停止処分が下っている。
NFLは現地6日(月)、ニューオーリンズ・セインツ戦でスポーツマンシップに反する行為および不必要なラフ行為を行ったとしてエバンスに対して1試合の出場停止処分を科した。これに納得いかないプロボウラーのエバンスは控訴も予定しているようだ。
セインツの新人ディフェンシブエンド(DE)マーション・ラティモアを地面に突き飛ばすエバンスによる強烈なタックルはバッカニアーズ対セインツ戦の第3クオーターに起こっていたが、この行為によってエバンスが退場処分を受けることはなかった。
まず、エバンスにはシーズン第10週を欠場することによって制裁金が科される。その一方で他に乱闘騒ぎを起こした選手たちは悠々とプレーを楽しむことになる。
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