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現地8日に手術を受けるテキサンズQBワトソン

2017年11月08日(水) 10:17


ヒューストン・テキサンズのデショーン・ワトソン【AP Photo/Eric Gay】

ヒューストン・テキサンズの新人クオーターバック(QB)デショーン・ワトソンが現地8日(水)に故障した膝の手術を受ける予定だ。これは『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロが伝えたもの。

ワトソンは先週、チーム練習中に非接触プレーによってACL(膝前十字靭帯/ぜんじゅうじじんたい)を損傷した。ガラフォロは今回の手術がチーム専属医師のウォルト・ローウによって行われる予定だとも伝えている。

膝を負傷するまでのワトソンは新人選手の中でも群を抜いたパフォーマンスを披露していた。シアトル・シーホークスでは41対38で黒星を喫したものの、402ヤード、4タッチダウンをマークしたワトソン。この試合は今年開催されたこれまでのレギュラーシーズンで一番白熱した試合と言っても過言ではなかった。

6試合を通して1,699ヤードを計上したワトソンはデビューからの7試合で19回ものタッチダウンパスを記録し、これは殿堂入りを果たしている元QBカート・ワーナーが1970年にマークした記録を塗り替えるリーグレコードとなった。ワトソンが先発した10月の4試合でテキサンズは毎回33点以上を獲得している。

『NFL Research(NFLリサーチ)』によると、シーズン第2週から先発の座を獲得したワトソンは1試合平均獲得スコア(34.7点)でリーグトップに立ち、タッチダウンパス数も1位(19回)、1試合平均パスヤード(266.2ヤード)ではリーグ6位、パスレーティング(108.4)では堂々のリーグ4位だった。

2017年ドラフトでテキサンズから全体12位で指名されたワトソンは年間43回のタッチダウンパスを記録するペースで活躍していたが、これはNFL史に残る新人選手がマークした記録を17回も上回る数字となっていたはずだった。

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