ダラス・カウボーイズのランニングバック（RB）エゼキエル・エリオットが米国を去る。

エリオットは少なくとも審理が行われる12月1日（金）までの4週間は国を離れる見込み。6試合の出場停止処分を受ける予定の彼はクリスマスイブまでのプレーが禁止される。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートによると、エリオットは一時的に母国を離れる予定だとのこと。

ラポポートは「エゼキエル・エリオットの今後の予定はどうなっているのか？　12月の後半まで彼は頭を完全にリセットしてクリアーにするため、また、トレーニングを積むために米国を去る予定だと聞いている。エリオットは最高の状態で復帰することを望んでいるようだ」と語った。

エリオットの自己管理については怪しげな点が多々ある。エリオットは2年連続でコンディショニング調整のために数週間離脱しているが、彼の調子は決まって復帰から数週間後に上がるのだ。

シーズン第4週以降、エリオットのパフォーマンスも相まってチームは4試合を通じて1試合平均獲得ランヤード183.4をマークし、リーグ最高の数値となっていた。同期間のエリオットは1試合平均126.5ヤードを記録し、第8週のワシントン・レッドスキンズ戦では150ランヤードという圧巻の記録を叩き出してもいた。

現在5勝3敗のカウボーイズNFC（ナショナル・フットボール・カンファレンス）で7位に位置している。チームとしてはエリオットが復活するまではクオーターバック（QB）ダック・プレスコットに何とかふんばってもらいたいところだろうが、復帰後のエリオットに残された時間は多くない。

自己管理を徹底させ、復帰直後に活躍してもらうため、エリオットのマネジャーが彼に同行する予定だ。

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