チャージャーズ、QBリバースが脳震とうプロトコル入り
2017年11月14日(火) 14:00ロサンゼルス・チャージャーズのクオーターバック(QB)フィリップ・リバースの連続出場がストップしそうだ。
現地13日(月)、ヘッドコーチ(HC)のアンソニー・リンは記者に対し、オーバータイムで惜しくも敗れたジャクソンビル・ジャガーズ戦の翌日にリバースを脳震とうプロトコル入りさせたことを明かした。リンは試合後のリバースが脳震とうの兆候を“何も”見せていなかったとも伝えている。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは『Twitter(ツイッター)』上に次のようなコメントを投稿した。
#Chargers QB Philip Rivers is in the concussion protocol after coming into the facility today and self-reporting symptoms. Kellen Clemens is the backup if he can’t go.
— Ian Rapoport (@RapSheet) 2017年11月13日
「チャージャーズのQBフィリップ・リバースは今日、チーム施設に入った後で脳震とうの症状があると自己申告したとのことだ。もしリバースが出場不可能となった場合、次戦はケレン・クレメンスが先発となる」
リバースが頭部に衝撃を受けたのはどの場面だったのかはいまだ定かではない。ジャガーズ戦におけるリバースの最後のプレーは、相手のコーナーバック(CB)A.J.ボウイェにインターセプトされた。この試合ではサックを受けなかったリバースだが、5度のQBヒットは計上。235ヤード、2タッチダウン、1インターセプトを記録したリバースは20対17で接戦を落とした。
今季はまだ故障者報告書にその名前が記載されていなかった35歳のリバースは、身体的な衰えを感じさせないプレーを続けていた。2006年にドリュー・ブリーズから先発の座を奪取してからというもの、リバースが試合を欠場したことはない。チャージャーズの鉄人QBは185試合連続で出場中であり、これは現役選手の中ではイーライ・マニング(208試合)に次いで2番目に多い数字だ。また、NFL史でも4番目の連続出場記録となっている。
仮にリバースが今週末に開催されるバッファロー・ビルズ戦に出場できない場合、バックアップのクレメンスがその代役を務めることになる。その他、元ビルズのカーデール・ジョーンズもチャージャーズのロースターに入っている。
3勝6敗のチャージャーズがプレーオフ戦線からすでに脱落しつつある中、リバースの健康状態はチームにとっても大いに懸念されるところだ。